あるまじろ日記

武装はそこそこに、ちいさいものです。

あなたはなんにも知らないのに

いいこ、と言われるけど

悪口言ったり職務放棄したり浮気しかけたり全然良くないことばっかりしてるし


頭いい、と言われてきたけど

すぐ思考停止するし指示待ちだし数字も論理的思考も苦手だし


明るくて元気、と言われるけど

うじうじしてすぐ泣くし気にしいだし消えたがりだ



外からどう見えていようと、

見栄っ張りでかまってちゃんで、すぐ楽な方に流されるこれといった取り柄もない鬱陶しいモブみたいなのがわたしという人間だと思う。


どうにか変わりたくて外見を取り繕っても、

結局まんなかはそのままで

人と上辺だけで付き合うのはたぶん上手になったけど、

人を信用しているわけではないし、

自分のことは嫌いになる一方だし。



それなのに人を好きになる

それだから?好きだと言ってくれる人を好きになる。

自分がここに生きてることを肯定してもらえたようで。

こんなに役に立たないのに、迷惑しかかけてないのに、いない方がきっといいのに、それでも「ここにいていい」と「わたしにもここにいる意味が、価値がある」と

そう言ってもらえたような気がして。



そういう優しい人が、思ったよりたくさんいるから、

わたしはまた甘やかされて、自分を嫌いになりながら、

そのひとをすきになっていく。