あるまじろ日記

武装はそこそこに、ちいさいものです。

現実で生きるために読書

毎週毎週休日出勤というのはなかなかにつらいのね。仕方ないんだけどね。この分の代休がいつ取れるのかは不明です。平日で終わらないから休日に仕事してるんだもの平日休めるはずもない。という考え方がいけないのかもしれないが。

 

このあいだ先輩に伊坂幸太郎を勧められて、試しに図書館で借りて読んでみたら見事にはまってしまいました。仕事してないときは大概本を読んでいます。この2週間くらいで4冊。「死神の精度」、「フィッシュストーリー」、「ゴールデンスランバー」、「アヒルと鴨のコインロッカー」。はずれなし。どれも先が気になってやめられない。先週は寝つきが悪いのにかこつけて毎晩遅くまで読んでたり。ミステリーというのかサスペンスというのか、とにかく「物語にのめり込んで、読み進めることを楽しめる」小説なんだけど、ただそれだけで「一度読んだらおしまい」にならないのがまた良い。登場人物たちの言葉、考え方、そういうものを留めておきたい。そう思えるから読んでよかった。

 

いま手持ちの本は全部読み終えたので、また借りに行かなければ。このどうしようもない世界からひと時抜け出すために、小説はあるのだと思うのよ。