雨に全て流せればいい。
気乗りしないお誘いは断ってもいいかなと思う今日この頃。もう新人ではありませんし。でも新人の頃、多少でもお世話になったなぁと思う人にお誘いいただくと断れない自分もいて。困ったものです。
お酒を飲む前は降っていなかったはずの雨が、お店を出たらざんざん降っていたので、しっかりと浴びて帰ってきました。雨は私の大きさぶんしか当たらない。
好きだった人が結婚したらしいということを人伝に聞いてそれとなく動揺しています。と言えたらいいのですが、やっぱりなという妙な安心感が強いのはどうしてでしょう。何が分かっていたというのでしょう。
そうであればいい、と、嘘であるはずだ、が同居しています。
私を好きになるはずのない人だった。だから応えなくて正解だった。全て嘘に決まっていた。本気だったとしても、自分を騙すことなんて簡単だから。
もしも、なんてない。
万が一、なんてない。
正解だった。