あるまじろ日記

武装はそこそこに、ちいさいものです。

帰るということ

ひとり暮らしをしているわたしには帰る家がある。自分だけが住む家。自分が生きるのに必要なものがある場所。自分が認めなければ誰も入れないでひとりだけでいられる場所。これを家と言わずして何という。

 

ただ、社会人になってしばらく経ったいまでも、「本当の帰る場所」はここではない気がしている。ここは仮の家で、ずっといるわけではないと。おそらく転勤族になるしここ5年間で4回引越ししてるせいもあるかもしれないけど、不安なこととか嫌なこととか消えたくなるようなことがあると、「帰りたい」と思ってしまう。実家にという意味かもしれない。でも独り立ちした以上、ここを帰る場所にしなければ、いけない。