現実で生きるために読書
毎週毎週休日出勤というのはなかなかにつらいのね。仕方ないんだけどね。この分の代休がいつ取れるのかは不明です。平日で終わらないから休日に仕事してるんだもの平日休めるはずもない。という考え方がいけないのかもしれないが。
このあいだ先輩に伊坂幸太郎を勧められて、試しに図書館で借りて読んでみたら見事にはまってしまいました。仕事してないときは大概本を読んでいます。この2週間くらいで4冊。「死神の精度」、「フィッシュストーリー」、「ゴールデンスランバー」、「アヒルと鴨のコインロッカー」。はずれなし。どれも先が気になってやめられない。先週は寝つきが悪いのにかこつけて毎晩遅くまで読んでたり。ミステリーというのかサスペンスというのか、とにかく「物語にのめり込んで、読み進めることを楽しめる」小説なんだけど、ただそれだけで「一度読んだらおしまい」にならないのがまた良い。登場人物たちの言葉、考え方、そういうものを留めておきたい。そう思えるから読んでよかった。
いま手持ちの本は全部読み終えたので、また借りに行かなければ。このどうしようもない世界からひと時抜け出すために、小説はあるのだと思うのよ。
繁忙期だから、で片付ければいい
昨日は急遽出勤になったため、今週のお休みは今日のみでした。映画を2本観てアイスを食べました。簿記の勉強を少しだけして、図書館で借りた小説を読みました。明日から月曜だ、と思わないように過ごしていたけれど、やっぱり考えずにはいられなくて、夜になってなんだか30分ほど泣いていました。そもそも一重なのにさらに腫れぼったくなるまぶた。明日なんて来なければいいのに。
どうしてもやりたいことがあるわけでもないので、不本意なことをやらされるのはまあ仕方ないことと思っています。お給料をもらっていますから。ただ辛いのは、いつまで経ってもちゃんとした居場所がないような、いつまでも認められていないような、ふわふわした足場になんとかしがみついているような、そんな気持ちのままであるということです。こちら側にも属せず、かといってあちら側でもなく。努力次第と言われればそれまでですが、性別による壁は自分一人の意識ではなかなかというか全く越えられないのだという発見をこの2年ほどで致しました。
嫌なことばっかりだけど、とりあえず生きてます。
抜けない怠さ、終わらない今日
毎日ほとんど座りっぱなしで足がむくむむくむ。家に帰ってスクワットしたりストレッチしたりして、お風呂もちゃんと浸かってるけど翌朝にしっかり疲れを引きずっています。木曜日。気休めにチョコラBBを飲んで眠る。最近またうまく寝付けないし、やっと眠れても忙しい夢を見るせいで目覚めた時すでに疲れている。困ったことです。
わたしをこの世に引き止めるものがなんにもなくなったら、いつだってここからいなくなるのに。いきなりいなくなったら悲しんでくれてしまう人がいるから、こうやってどうにか生きているだけで、それがなければすぐにでもやめてしまいたい。「生きなければ」とは思うけど、「生きたい」とは思わない。生きている限り辛いことはなくならないから。みんな本当はそう思っているんじゃないかと考えているんだけど。それとも本当に、心から、なんの疑いもなく、生きたい、死にたくない、って思っているのかしら。
そうだとするなら、この心にはかなりの欠陥があるということでしょうか。生物として。
一旦いろいろ忘れたい
本日は出張につき携帯をいじる暇がある。さすがに在来線でPCは開けない。
ここのところ、っていうかたぶんこの半年くらい、トラブルが続きすぎて毎日消耗している。これが済んだと思ったら別のトラブル、と思えばこの前のあれもぶり返す、というように、いろんなものがのしかかってくる。自分のミスが火種のものもあるので自業自得ではあるけれども、そこはかとなくとばっちりの火消し要員でもあり、通常の業務もあり、先輩から降ってくる仕事もあり、でまったくもうです。いっそ気が狂ってしまえば楽なのではないかしらと思うほど。
こうやって書いてると落ち着いてくるから、もやもやは出力した方がいいのでしょうね。ストレスの原因ばかり入力してたら身がもたない。残念なことにいま周りに話せる人がいないので、こうやってインターネットの大海にもやもやを流してみています。
この世はいつまで続くのでしょう。
たとえばきみが
毎日まいにち仕事に行って、疲れて帰ってきて、勤務時間外にも仕事のことがつい気にかかってどんよりする。連休は嬉しいけど、そのために納期や締切が早まったり、休み明けのプレゼンにかけられる時間が減ったりするのでちょっと嬉しくない。なにこれ。
いまこうやって働いているおかげで、欲しいものは(もちろん慎ましいものですが)大概買えるし、きちんとした家に住んで毎日ごはんが食べられる。だけどたとえば、もう少し小さくて古い家に住んで、もう少し「ちょっと贅沢」をなくしたら、もう少し心に余裕をもって生きていられるのではなかろうか。季節が変わるのを風の匂いで、太陽の光で知れるような生活ができないものか。
自分一人だけなら、田舎で半分自給自足みたいな生活できないかな。なんて考えたりする木曜日。
もやもやするので早く寝よう。
スクワットしながら書く日記
やりたいことがほぼ全部できた大満足の休日。通帳新しくできたし免許証ゴールドになったし。午後は紅茶とケーキを楽しみながら「アンの幸福」を読むという幸せなひととき。で、ケーキ2個も食べちゃったので筋トレしながらこれを書いているわけです。最近おなかが本当に「肉……」って感じでね。あと太ももも。
おなかがすいてなくても食べてしまうときは心が消耗しているから、ってどこかで聞いたんだけどほんとそれ。浪人生してたころはおなかすかなくて、でも食べなくても全然平気だったもの。勉強するのは楽しかった。いまもたのしい。仕事はお金と引き換えのはずだけど、体力も気力も削られていくふしぎ。
アンの幸福を読み終わったので明日からはアンの夢の家を読みます。いつのまにかアンが年下になっていて、読んだ時の自分の気持ちが変わっていることに気づく。ていうか小学生の頃はアンの青春以降はあんまりよくわかってなかった。大人になるのはめんどくさいしつまんないことばかりでもなくて、大好きな本をもっと楽しめるようにもなるのです。